2012-05

バスツワー

1度目は参加人数が足らず中止、2度目にして実現した薬師寺・西大寺へのバスツワーに女房と行ってきた。6月24日のこの日は晴天とは言えないまでも雨の心配はない天気で大垣ソフトピアセンターを8時5分ぐらいに出発した。大垣駅でもう2人を載せ参加者は11人だった。高速道路も空いており、薬師寺に着いたのは11時過ぎ、スパゲッティーの昼食を取った後、薬師寺の見学が始まった

薬師寺

6月26日、7月1日のブログでも紹介したが先ずハスの花が咲く大鉢の多さに驚く。ハスも種類が多いようでいろいろな花が咲いている。鉢に名前が書かれていたがとても覚えられないと最初からあきらめ綺麗さを堪能する。下にある写真のうち4枚が薬師寺の写真である。先ず1枚目の少し大きいものは西塔である。東塔の方は解体工事に入っており2018年まで見ることは出来ない。塔は建てて直ぐは縮むようで新しい西塔(1981年再建)は東塔より30cm高く作られているとの話である。
 写真2は金堂、3は大講堂である。薬師寺の再建は高田 好胤第124代管主が副管主(管主は橋本 凝胤氏)の時に始められたようだ。その費用を捻出するために始めたのが写経納経で1997年までには600万巻を集めたとの話である。当時は1人1000円だったからえーっと?億円!大講堂は幅41mと文字通り大きい。写真4は発掘された敷石である。最初の頃は柱が当たる部分は凸になっていたが石を削る手間が大きいとのことで、その後には凹にしたようだ。特別拝観で掘り出されてまだ修復の出来ていない不動明王等を見せて頂いた。修復されたものも展示されていた。以前に修復した時の写真があり、実は間違いで本当は展示の形が正しいの説明もあった。修復の大変さを感じるとともに不謹慎ながら間違いに面白いとも感じた見学であった。
西大寺
薬師寺では2時間近く僧侶が説明をしてくれた。その後にバスで10分ぐらいのところにある西大寺を訪れた。創建当時は東の東大寺に対する西大寺で広大であったようだ。ここでの売り物は大茶盛である。本堂の釈迦如来像の前で寺の歴史、仏像などの説明を聞いた後に大茶盛をするところに移動した。大茶盛は薬茶として近辺の人に振る舞われたのが行事かされ4月初めと10月初めの2回、大茶盛式と言うのが行われている。下段の写真左が本堂である。写真真ん中は茶道具である。置かれている台が畳1畳近くあるので、その大きさがわかる。写真右は茶碗を持つバスガイドさんである。ちなみに茶碗は高さ21cmで口径は36cmある。ガイドさんは軽く持っているように見える(失礼?)がひ弱な私は手が震えた。

薬師寺三重塔.jpg薬師寺西塔 東塔(34.1m)より30cm高く、三重塔では一番高い
金堂.jpg大講堂.jpg敷石.jpg
西大寺.jpg茶せんなど.jpgお茶を一杯.jpg

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2014-05-20

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