趣味1 麻雀

趣味1:麻雀その1

趣味は何かと聞かれたら1つは麻雀と言うより賭け事と答えたくなる。気が小さいので大きな賭けは出来ないが賭けている時のドキドキ感は捨てがたい。その中でも麻雀は相手が仲間でありバカなことも言い合えることもあり楽しい。
 ルールは20歳の時に覚えた。その時の仲間の1人が知っていて3人が教えてもらう形で始めた。直ぐに点1で掛けていたように記憶する。最初は半荘1回で2時間ぐらいかかっていたように思う。

 麻雀の醍醐味の1つは役満だろう。
 初めての役満は四暗刻。ツモ上がりしてドラが暗刻だったこともあり”高いぞ”と数え出したら対面のベテランから”それ、役満やないか”と言われた。何の感激もない最初の役満だった。
 上がった役満はやっぱり四暗刻と国士無双が圧倒的に多い。その他では大三元、小四喜、清老頭ぐらいしか記憶にない。
 ダブル役満は上がったことはないが振ったことがある。字一色小四喜だったが上がった人が興奮して寮の部屋を飛び出し屋上へ駆け上がった。
直後に”やったぞー!”の叫び声が聞こえた。

 麻雀の楽しさは選択を迫られる時がよくあることかも知れない。どちらの牌が来るだろうか、もっと高い手になるだろうかなどでどちらかの選択がいる。今、流行の二股は出来ない。これが人生の岐路の選択みたいで楽しい。
 人生の選択は選んだ道しかわからないが麻雀はその後の牌の来方で正しかったかどうかがわかる。誤ってもじっと耐える人、嘆き節を聞ける人・・・、これがまた楽しい。
 麻雀はツキだと言う人も多い。私もツキはあると思う。プロの誰かが”ツキ3分に技7分”と言ったのを覚えている。強い人を見ているとツキを呼び込むのがうまい、また来たツキを逃がさない。この技術が必要なのかも知れない。
 麻雀の役満でローカルルールだと思うが十三不塔(シーサンプトー)と言うのがある。一時、これをよく上がったと言うより牌配で決まるのだからやったが正しい(?)。通称”シーサンパラパラ”と言う。
 ここも私の人生と似ている。ちょっと違うか、人生はバラバラなだけだから・・・。


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