一乗寺・圓教寺・清水寺・花山院
一乗寺 国宝の三重塔
今年初めての寺巡り、少し遠いが兵庫県を訪れた。兵庫県には西国三十三観音霊場は4寺ある。また、番外としての花山院も兵庫県にある。今回、時間の都合で二十四番中山寺は行けなかったがこれを除き、お参りした。写真は一乗寺本堂から見る三重塔である。国宝13基の1つである。相輪の下部の部材の銘から1171年建立と判明している。塔の建立が明らかなものは稀有のようだ。仰ぎ見る三重塔も良いがこうして上方から見えるのは嬉しい。
本堂(大悲閣または金堂とも称する)
一乗寺は西国三十三箇所二十六番札所である。本堂に安置するご本尊は聖観音菩薩であるようだ(秘仏)。開基は法道仙人と伝えられている。法道仙人が開基と伝承される寺は兵庫県に集中している。一乗寺と言うお寺は京都にもあるがここは兵庫県加西市である。
三重塔
国宝の三重塔で8番目の古塔である。初重から三重に向かっての屋根が小さくなる率(低減率)が大きいことが特徴のようだ。配置的に寺院の中で比較的に低い場所にあり上方からの拝観できる。