勝尾寺・穴太寺・醍醐寺
雪の勝尾寺
西国三十三観音霊場巡りも番外の5寺を含めても10寺近くを残すになってきた。最後は第三十三番の谷汲山華厳寺へ行き、その後に高野山にしたいと考えている。今回は3寺である。先ず、二十三番札所の勝尾寺である。”かつおうじ”が正式名で”かつおじ”、”かちおじ”とも呼ばれているようだ。ご本尊は十一面観音菩薩像である。山道を登るうちに雪になった。雪の寺は美しく好きなので激しく降るのも構わずお参りを急いだ。勝運祈願の寺としても有名なようで小さい勝ちダルマが並んでいた。勝運となれば私もお願いすることが多く、いつも以上にお参りの時間が長くかかった。
本堂
本堂を参った時は少し、雪も小ぶりになった。この本堂から上ってきた道そして山門が見える。境内を囲う塀の上に祈願の小さい勝ちダルマがたくさん置かれていた。
多宝塔
激しい雪に毅然として立つ多宝塔である。その向こうに見えるのは二階堂である。多宝塔は昭和62年に修復されている。当寺に法然上人は3年10ヶ月の間、逗留されたようである。1208年のことである。