明通寺・文殊堂・成相寺
国宝三重塔の明通寺(みょうつうじ)
記憶と言うものがアテにならないと言うことを思い知らされた寺である。3度目の明通寺であるが頭に浮かんでいた光景では三重塔が離れて山中にあった。考えて見ると無理もないかも、と思うのは2度目から30年以上、経過している。三重塔はもっとスラっとした印象だったが意外とがっしりしている。屋根や隅軒の勾配が美しい。好きな三重塔の1塔である。
本堂
三重塔とともに国宝の本堂である。本寺は806年、坂上田村麻呂の創建と伝えられている。現存する本堂・三重塔は鎌倉時代13世紀のものである。シンプルな単層入母屋造で檜皮葺の屋根が美しい。
三重塔
総高22.12mである。釈迦三尊像と阿弥陀三尊像が安置されているようだが秘仏で拝観は出来ない。2006年に初層内部が公開されたが見ていない。次回があれば是非、拝観したいが我が生命が・・・。