入笠湿原

DSCF6447.jpg入笠山に長野県富士見町からゴンドラで上る。10分ほどでゴンドラ山頂駅に着く、ここから入笠湿原を通り入笠山頂を目指す。
DSCF6449.jpgクガイソウ(九蓋草) 9階草とも言う。葉が数断層になっていることからの名前である、
DSCF6452.jpgキキョウ(桔梗) 少し時期的に遅いか1箇所でしか見かけなかった。
DSCF6454.jpgノハナショウブその1 多湿の草地に生えている。形が特徴的である。
DSCF6460.jpgノハナショウブ(野花菖蒲)その2 濃い紫色は珍しい。
DSCF6455.jpgアヤメ 一面のアヤメは他の場所でも見かけた。時期的には少し遅い。
DSCF6464.jpgクリンソウ(九輪草)その1 段々に咲く姿が仏塔の屋根にある九輪に似ているからの名である。この花が一面に広がっているのは美しい。
DSCF6457.jpgクリンソウその2 上段から咲くようだが段々に咲いている花はまだなかった 。
DSCF6462.jpgヤグルマソウ(矢車草) 大きな5枚葉を持つ。矢車菊も別名で矢車草と呼ばれるがそれとは違う高山植物である。
DSCF6466.jpgハクサンフウロ(白山風露) 5弁の花が愛らしいが虫に喰われている。右上から虫が来ている。
DSCF6473.jpgニッコウキスゲその1 ゼンテイカ(禅庭花)が正式名のようだが一般にはこの名で呼ばれている。
DSCF6474.jpgニッコウキスゲ(日光黄菅)その2 禅庭花の名が曰く有りげで調べたがわからなかった。 
DSCF6531.jpgヨツバヒヨドリ(四つ葉鵯)その1ヒヨドリバナの変種で葉が3~4枚輪生するようだ。
DSCF6532.jpgヨツバヒヨドリその2 花は白色と薄紫色があるようだが白色が多かった。
DSCF6480.jpgウメバチソウ(梅鉢草) 家紋の梅鉢紋に似ていることからの名のようだ。昨年、信州で買って帰ったが今年は咲かなかった。
DSCF6482.jpg入笠山頂 山頂である。この左前方に富士山がある。雲に隠れながらもかすかに拝めた。
DSCF6499.jpgマムシグサ(まむし草) マムシが首を上げた姿に見える。茎の紋様も蛇に似ている。
DSCF6506.jpgサワギク(沢菊) 山地の沢沿いに生える。名もそこから来ている。1cmぐらいの小さい花である。
DSCF6509.jpgゴンドラの駅を降り入笠山頂を目指す途中にある。駅から山頂まで片道1時間と書かれているが意外と厳しい。杖も貸してくれる。
DSCF6510.jpgミヤマバイケイソウ(深山梅蕙草)その1  深山の湿った草地に生える
DSCF6512.jpgミヤマバイケイソウその2 葉が蕙蘭に花は梅に似ていることからの名前のようだ。
DSCF6517.jpgセンジュガンピ(千手岩扉)その1 ナデシコ科の花らしく一寸見、ナデシコに似ている。 
DSCF6518.jpgセンジュガンピ 花弁の縁に不揃いの歯牙があり面白い。
DSCF6525.jpgシナノオトギリ(信濃弟切) 弟切草の1種のようだ。信濃に多いことからの名である。
DSCF6523.jpgキバナノヤマオダマキ(黄花野山苧環)その1 ヤマオダマキの1種である。高山の草地に生える。
DSCF6527.jpgキバナノヤマオダマキその2 園芸種のオダマキに比べ一回り小さく清楚さが漂う。
DSCF6446.jpgゴンドラ山頂駅から入笠湿原を通り山頂へ。弁当を食べ、湿原から山頂駅周辺のすずらん公園を見歩く。2時間半では少々短いハイキングだった。

”スズランを見る”が主目的のバス旅行だったが今年はスズランが早く咲き終わっていた。ゴンドラを降りてから山頂までのハイキングは思ったより厳しかった。が、九輪草、キバナノヤマオダマキなど多くの高山植物を見ることが出来、楽しい旅だった。

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